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目次 2 『 渡部昇一 青春の読書 』 4~5章  WAC刊


渡部昇一 青春の読書

渡部昇一 青春の読書

  • 作者: 渡部昇一
  • 出版社/メーカー: ワック
  • 発売日: 2015/05/22
  • メディア: 単行本



口絵――わが知の宝庫

第四章 上智大学時代 1949年(昭和24年)
 1――人生を導いた三つの幸運
大学進学の幸運/ 2%の確率/ 「上智大学だけは伸びる」/ 三つの偶然が重なった/ 大学で受けたカルチャー・ショック/ 政治観の基本となった教え
 2――先輩・デカルト
世界の学問に繋がる/ 西洋は神を理解してこそ/ 母国語で書くということ/ 言語文化に資する書物/ 厳密な“学問” の風景/ イエズス会の伝統的哲学授業/ ボッシュ先生がくれた哲学への自信/ 大いなる称賛
 3――圧倒的な知の世界
理想に燃えた充実の授業/ 五十年後の邂逅/ 「気の充実」の賜物/ 肌毛が立つ感動/ 身震いする体験/ ただならぬ資質
 4――貧書生の日常
「人間の存在」を語る/ 現代はパスカルを忘れた/ 本田勝一の 「卑怯」/ 朝日新聞との事件/ 火炙りも辞さぬ信念/ 郷里の育英会へ/ 庄内とドイツの関係/ セネカも感嘆する詩/ 奨学金は本のため
 5――「たまげた」神父の一撃
和辻の致命的な間違い/ 二千年続いたカトリックと皇室/ マコーレーを音読/ 岩下の成育環境/ プチ・ソイチの成長/ 神の「召命」に従う
 6――入信と「奇跡の価値」
神も仏も大切に/ パスカルとカレル/ 難攻不落の法城/ 祈りによって奇跡は起きる/ 授業では東大講義録を/ テキストが与えた “プライド”/ 文意を追うので精一杯
 7――孔子は美食か粗食か
中国」は「日本」の意/ 食事には文句を言わない/ まだ越えやらぬ文字の関/ 漢学に自信がついた理由/ 漢文からの大きな恩恵/ 一生に影響した恩師の言葉/ 好んで漢籍を学びたり/ 小説と歴史書の狭間で/ 文豪・漱石の誤解/ 長姉がくれた一冊の書
 8――後光射す「インデビ」
『古事記』と古代ゲルマン人/ 致命的なハプニング/ ライエル先生への反感/ 「英語暗唱」の恩恵/ 本当の知日家とは/ 「まず一ヶ国語をマスターせよ」/ ヒルティの「仕事術」/ ヒルティの生家を訪ねて/ 「まず第一行を書け」/ 実践的「幸福論」のすすめ
 9――神田でも見つからなかった本
高田保に拍手/ ブラリズム宣言/ 「月の出」に胸を打つ/ 「よくぞ日本に生れける!」/ 高田は本物の日本人/ “文学”を“文楽”へ/ ひょうたんと雨蛙/ アッという展開のうまさ/ D・カーネギー『人を動かす』/ 古書店での「めぐり会い」/ カーネギーからの手紙/ 「妻の nag には参る」/ 「面白くてタメになる」本
 10――恩師の書斎で観た世界
初版が重んじられた西洋/ 「いとめずらしき説」/ 谷沢永一さんからの贈り物/ 身についた教養で語ること/ 二割しか読めなかったノルダウ/ ロンブロソの学説は差別?/ ハーンの東大講義録/ ヘルンの講義の価値/ ヘルンはまさに「変質者」
 11――与える先生、怒る先生
ロレンスの堅固な学問/ 洛陽の紙価を高騰せしめる/ 魯迅も愛読した白村/ 「忘却の淵」の理由/ 不愉快そうだった辻先生/ あまりに明快な蘇峰の論/ 生命を取り戻した物語/ 甦った蘇峰の魂/ 省かれてしまった秀吉の朝鮮役
12――古代神話が生きる国
重症の文法病/ 世界最高の英文法概論/ 文法病の素質とは/ 耳は寛容、目は厳格/ 古代と現代を繋ぐもの/ ゲルマン人の神話/ 日欧の氏神様たち/ 多神教の類似性/ 「こりゃァ 天才だ!」/ 日本文明の唯一性
 13――明治は漱石と哲学死を生んだ
漱石『こころ』が訴えるもの/ 漱石の「初版」コレクターに/ 音読は精神が深まる/ 霊の奥所を衝く作品/ 歌心をも刺激/ 『こころ』はなぜ別格なのか/ 「明治天皇崩御」の衝撃/ 「わけのわからぬ自殺」の出現/ 読書は進歩したか/ 絵巻の如く歴史を描く/ 光る筆先が描く歴史/ 得体の知れない強国・日本
 14――チェスタトンとの事件的出会い
高らかな勝者の声/ 「狐につままれたような・・・」/ 「妥協」の誤解/ 経済資本との「妥協」/ 知的生活の土台/ 縦と横の民主主義/ プロに黙殺された英国通史/ 不思議な縁の連鎖/ グローバルと対極の平泉史観/ 本質を掴む深い洞察力

口絵――古書の悦楽

第五章 上智大学大学院~ドイツ留学時代 1953年(昭和28年)
 1――脱線話の恩恵
英独の学問の差/ 貧乏は学問の条件/ 偶然が呼んだドイツ留学/ 礼儀にも哲学が必要/ 教訓本は日本へも/ 恩師がくれた古い背広/ いまも「座右の書」/ 心は気を率ゐ・・・/ 体験から出た「推薦本」/ 向上のためのヒント
 2――二冊の「知的生活」の書
知識と知恵の間/ 痛ましい本の群れ/ 紙で稼いで紙を買う/ ハマトン人気の広がり/ 革命と知的生活の関係/ 神田から消えた「ハマトン」/ 読書のための読書/ 「大人の世界」を知るために/ 人間に関する本当の話
 3――奇跡のような偶然と幸運
書物愛好家の刈田先生/ 英文法書にも歴史がある/ 三百ページの学位論文/ 自分の好きなことに従うべき

(本書は『WiLL』2011年7月号から2014年1月号まで連載された「書物ある人生」をまとめ、加筆したものです)。


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