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『学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド』 武内彰著 マガジンハウス [教育・学び]


学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド

学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド




日比谷高校を紹介する本。「東大合格者公立校No1!!」の日比谷高校に、学校の方針を理解した志ある生徒は来て欲しい、と招待する本。かつての日比谷高校の栄光を取り戻し、東大合格者V字回復を成し遂げた校長による8つの教えを伝授する本。

「本書で取り上げる8つの教え=子どもが伸びる条件」をみて、わりに陳腐であると感じたが、読んでいくうち、著者の日比谷高長になるまでの公立校での経験・苦労談を知り、日比谷高長となってからのその実践をみて、たいへん元手のかかった本であると感じ、しっかり読んだ。なによりも、成果を上げているのだから、敬意を表すべきである。

しばらく前、京都府の公立堀川高校の校長:荒瀬克己が『NHKプロフェッショナル 仕事の流儀』で取り上げられたことがある。茂木健一郎司会の頃だ。そこで、一公立高校の取り組みが功を奏して「堀川の奇跡」と呼ばれていた。 http://www.nhk.or.jp/professional/2007/1016/

その番組を思い出し、重ね合わせつつ本書を読んだ。校長の取り組み方ひとつで、短期間でたいへんな成果を上げることができるものである。逆を言えば、取り組み方ひとつで、ダメにすることもあるし、ダメなままにしてしまうこともあるということだ。

「公立の果たすべき役割」(p190)には、私学の中高一貫校と比較しつつ次のように記されている。「たとえ大きなコストはかけられなくとも、たとえ3年間しかなくとも、日常の授業を大切にして、行事や部活にも全力で取り組んだ子どもたちが、普通に東大は入ることができ、将来の日本を支えていくことができる。そこに公立の果たすべき役割があるし、教育力のある学校なら実際にそれが可能だと思います。 / 子どもたちにはこう話しています。 / 「すべてをかんばってきたキミたちが社会でかんばってくれないと困るんだよ」と。 / 公立のプライドかもしれません。」

先生方、保護者の皆さんにとって、大いに参考になるにちがいない。

目次

第1章 「文武両道」に込められた真の意味
条件1 人間力を高める
条件2 よい仲間を与える

文化祭をがんばった子ほど伸びてゆく!
課外活動が育むもの
学力を上げるための意外な近道

第2章 日比谷式「勉強」の作法
条件3 知的好奇心を育てる
条件4 見過ごさない・見落とさない
条件5 寄り添う

子どもはもともと勉強好き
学年全体の学力を上げた3つのシンプルなこと

第3章 教える側が、意識を変える
条件6 把握する

子どもたちの希望を叶える第一歩
教える同士、手をたずさえる
子どもたちの「今」を可視化する
子どものためを想う

第4章 「将来」を意識すると、子どもは動く
条件7 モチベーションを与える

入り口と出口を意識させる
世界に目を向けさせる
モチベーションはあらゆるところにある

第5章 子どもを伸ばすときに、親ができること
条件8 見守る

子どもを伸ばすうえで、もっとも大事な条件とは
誰にでも相談していい環境づくり
子どもが勉強しないときに
親子の理想的な距離
学校との相性を考える



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  • 作者: 荒瀬 克己
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 新書



プロフェッショナル 仕事の流儀 荒瀬克己  公立高校校長 背伸びが、人を育てる

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  • 発売日: 2008/03/28
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