So-net無料ブログ作成
ビジネス書 ブログトップ

目次『論理的な話し方の極意』齋藤孝著 宝島社 [ビジネス書]


論理的な話し方の極意

論理的な話し方の極意

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2017/06/23
  • メディア: 単行本



目次
1章 直感と閃きを鍛えて論理力を高めよう

直感力
直感と論理
システムシンキング
本質を突く
もやもやしたものに名前をタグ付け
「ヤバい」「超~」じゃ伝わらない
オリジナリティとは直感や閃き
「逃げ恥」はなぜヒットしたか

2章 情報の整理力が論理スキルを上げる

論理的とは視点を理解していること
自分で自分の弁護士になる
パッションだけじゃ伝わらない
話を新聞記事化する
文字制限と時間制限
5秒で話す技術
「思考」と「説明」
秒単位のトーク
「論証図」でトレーニング

3章 フォーマット思考を身につけよう

一文で心をつかむタイトル
情報にも優先順位をつける
レントゲン写真で骨格をつかむ
聞き上手は整理上手
コピーに凝縮された論理
企画書を書く練習
フォーマット思考を身につける
マッピング・コミュニケーション
事象を頭の中で図化する
時間軸を意識する
小説はカオス
交錯する時系列が心情を描写する ちあきなおみの『喝采』
実は示唆に富んでいる童謡『ぞうさん』

4章 要約して伝える技術をマスターする

要約力を身につけるコボちゃん作文
論理の世界で「3」は意味がある
小論文
『踊るーさんま御殿!!』はエピソード力の戦場
長い話はテレビで切られる
タレントの番宣に学ぶ
架空のCMを作る練習
AとBを比較する「AB方式」
エビデンスを疑って見る習慣

5章 メディアリテラシーと論理の絶妙な関係

「立場性」を見抜くリテラシー
「従って~そうならない」
ボケとツッコミ=攻めと守り
スマホですぐ調べる
検索ワードも論理的に
“検索ごっこ”で数字と仲良く
年号の記憶をなめるな
所ジョージさんの論理力
有吉弘行さんの共同主観性
マツコ・デラックスさんの本質直観力
毒舌は劇薬
ビートたけしさんの“地雷感覚”

6章 パワーの掟は論理にも勝る

マクロン大統領の名言とは?
“英語構文的”な話し方
個人の論理と外交の論理
「パワー」は論理を凌駕する
北朝鮮なりの論理もある?
パワーを知ればあきらめもつく
「清濁併せ吞む」を知る
「根回し」も実は論理的
論理は優しさ

**以下、最終章最終項末尾部分を抜粋**

先入観やイメージだけで論理というワードに距離を置くのではなく、生活の中で論理力を正しく使っていく。それには現実社会という修羅場の中で、様々な体験をとおして論理力を鍛えていくということが、人生における判断としては重要です。

清濁併せ吞むタフな人間をめざして、世の中に出ていろいろなものに触れ合い、体感し、直観と閃きを磨きながら、論理力を磨いていこうではありませんか。

知性の磨き方 (SB新書)

知性の磨き方 (SB新書)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2017/01/06
  • メディア: 新書



知性の磨きかた (PHP新書)

知性の磨きかた (PHP新書)

  • 作者: 林 望
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1996/11/05
  • メディア: 新書




共通テーマ:

『論理的な話し方の極意』 齋藤孝著 宝島社 [ビジネス書]


論理的な話し方の極意

論理的な話し方の極意

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2017/06/23
  • メディア: 単行本



「通読して、タイトルを付けてみろ」と課題を与えられたなら、「齋藤流世渡りの極意 コミュニケーション編」と名づけたい。

「論理的な話し方」の本というので、接続詞の使い方を中心に据えた内容かと思ったが、そんなチマチマしたものではない。せちがらい世の中をよりよく生きていく知恵が示される。自分の学生時代の経験、テレビ出演時の経験、最近の時事問題等とりあげながら、事を為すにあたって良い結果を得るための「論理」の用い方が論じられる。

「論理的な話し方」として示されるのは、「論理性を担保する」コミュニケーションスキルであり、論理的であるように見せ(かけ)る手練手管に過ぎないと言えないこともない。しかし、そのベースには、著者の世界(世間)認識がドンと横たわっている。それは、世界(世間)は、論理だけでは動かない、「パワーの掟は論理に勝る」という認識だ。当然それゆえ、「机上の空論」に本書は陥いらない。



「言葉にできる人」の話し方: 15秒で伝えきる知的会話術 (小学館新書)

「言葉にできる人」の話し方: 15秒で伝えきる知的会話術 (小学館新書)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/05/31
  • メディア: 単行本




共通テーマ:

目次 / 「週刊文春」編集長の仕事術 新谷 学著 ダイヤモンド社 [ビジネス書]


「週刊文春」編集長の仕事術

「週刊文春」編集長の仕事術

  • 作者: 新谷 学
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/03/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



たいへん『熱』を感じさせられる本だ。現役バリバリ編集長の仕事に向かう姿勢と方法が示される。

読後(中)感をいうなら、さながら、ホームランバッターのフルスイングを見せられているよう。空振りしても、それはそれで見ごたえがある。空振りも絵になる。当たれば、それが「文春砲」ということか。

ホームランバッターも、ひとりでは野球ができない。「カキ(原稿を書く役目)」として、「アシ(記事のデータを集めてくる役目)」として、「デスク」として著者はよくやってきた。それらの経験を経て、現在「編集長」の立場にある。それゆえ、チームを活かす方法も心得ている。

そもそも、本書を刊行し、ふつう「顔」を出さない編集長が人前に「顔」を出したのは、あらゆる情報が玉石混交となってネット上に飛び交う時代、「取材のプロセスも含めて『見える化』していかないと、記事そのものをなかなか信用してもらえない」ので・・・と(『おわりに』に)記されている。要するに、『週刊文春』の発する情報に説得力をもたせるため、といえる。

本書を通して、「週刊誌」発行の熱い現場を知ることができた。ほかの仕事にも参考となるにちがいない。

以下、目次〈(・・・)は、環虚洞による蛇足的補足〉

【1章「情報/人脈」】(全てのビジネスは「人」から始まる)
「人間対人間」でとことん付き合う / 本当の信頼は「直接会う」ことでしか生まれない / インテリジェンスな密会は早朝のホテルで / ゼロの状態からどうコネクションを作るか / 袖振り合うも全部ネタ元 / その世界のキーマンにたどりつく方法 / VIPが本当に信頼している人を見極める / 事前の準備とその場の肌感覚 / 敬意は表わしても迎合するな / 政治家との関係が深まった月刊『文藝春秋』 / 長期的な信頼関係をどう築くか / すごい人ほど社交辞令で終わらせない / 黒幕・石原俊介氏との「4人会」

【2章「企画/発想」】(予定調和はおもしろさの敵である)
みんなが右と言っているときに左を向けるか / 糸口を見つけたら、すぐに一歩を踏み出す / 仕事のおもしろさを教えてくれた「冒険家」編集長(設楽敦生) / 「おもしろがる気持ち」にブレーキをかけるな / 「ありそうなもの」を避け「見たことのないもの」を作れ / 「ベストな選択肢」から逃げるな / 私の雑誌作りにマーケティングの文字はない / どうなるかわからない」からおもしろい / 辛い時期こそフルスイングせよ / 基準は「自分がおもしろいかどうか」 / 何もない「更地」に「新たなリング」を立てる / 売れる企画の条件は「サプライズ」と「クエスチョン」 / 「文春砲のターゲット」はどう選ぶ? / 見出しがすぐに浮かぶ企画がいい企画 / 大切なのは「どうなる」ではなく「どうする」

【3章「依頼/交渉」】(難攻不落の相手から「YES」を引き出す
悩む暇があるなら、やれることは全部やれ / まず頼んでみる、断られてからが仕事(対、飯島勲) / 真摯な説得と地道な裏づけ取材(対、橋本徹) / しゃべる気のない人をその気にさせる方法 / 一筋縄ではいかない人物の交渉(対、一色武) / 「何のために働いているのか」を常に考える / 全ての出会いは一期一会。聞くべきことはその場で聞け(対、ショーン・K) / ネガティブなことほど、早く、率直に伝えよ / 親しき仲にもスキャンダル(対、山崎拓) / 懐に飛び込み、書くべきことを書ききる(対、山口敬之) / 直木賞作家(海老沢泰久)に学んだ取材のイロハ(「沈黙は大切だ」) / スピードが熱を生む。走りながら考えよ(地下鉄サリン事件) / オーソドックスな調査報道が実を結んだ枡添問題

4章「組織/統率」】(ヒットを生み出し続けるチームはこう作る)
まずは一対一の信頼関係を結べ / 一緒に働きたい人間に目配りをしておく / 嘘をつかない。弱い者いじめをしない。仕事から逃げない (新谷班3原則)/ 「命の危険を感じた」。体を張った記者に敬服(対、清原和博) / ブレーキをかけるのもリーダーの仕事(「転戦」「撤収」の判断) / すぐに「攻められる」チームを作っておく(「投入」の判断は直感) / モチベーションを高める「仕組み」を作れ(ネタを出した記者が必ず「カキ」を担当) / スクープで完売すると特別ボーナス / 厳格な指揮命令系統と柔軟なチーム編成 / 「健全な競争」と「共同作業」のバランス / とにかく明るい編集長(花田紀凱) / 編集長は「いること」に意味がある(花田紀凱) / 異論・反論がリーダーを鍛える(織田信長「もっと囀れ、もっと囀れ」) / ネガティブなことほど早く報告させよ / 「フェア」こそがヒットを出し続ける秘訣 / リーダーシップの根源は「信頼」である(中村竜太郎記者) / 迷っている部下とは生き方についてじっくり語れ / リーダーの首は差し出すためにある / 「出る杭」のような人材を伸ばせ(朝日新聞の「吉田調書問題」などはつくづく残念)

【5章「決断/覚悟」】(リスクを恐れず壁を突破する)
「とにかくスクープ」の姿勢を崩さない / 「論」より「ファクト」で勝負する(イデオロギーよりもリアリズムで戦う) / 過激にして愛嬌あり(宮武外骨の言葉) / 文春には「右」も「左」もない / 報じられた側の気持ちを忘れない (「週刊誌はクラスで人気のあるいじめっ子でなければダメだ」)/ 作られた「虚像」よりも「人間」が見たい(前田敦子「深夜のお姫様抱っこ」写真) / ベッキーさんのLINE画面流出はやりすぎか(ケースバイケース) / 「剛腕・小沢一郎」にひれ伏したメディア(妻からの「離縁状」/タブーを打つ。それこそが週刊文春が読者の信頼を得る方法) / 「白くする取材」を怠ってはいけない(冤罪の多い理由「白くする捜査をしてないから」警察庁長官) / 「トランプ的なもの」といかに戦うか(ただただ愚直に正真正銘の「事実」を権力者に突きつける) / 編集長が判断を下すときの3要件(正当性、合理性、リアリズム) / 「やる意義のある売れないスクープ」を掲載するか / いくら殴られようが倒れるつもりはない(対、巨人軍 /訴訟対策には万全を期して) / 限りなく「タブー」をゼロにする(対、元少年A / 現行少年法に問題提起) / 「ことなかれ」ではなく「ことあれかし」(週刊誌とは生体解剖だ)


【6章「戦略/本質」】(「売れない」時代のマーケティング)
メディアの「外見」の議論が多すぎる(いちばん大切なのは、そのコンテンツが「本当におもしろいかどうか」だ) / 強いコンテンツがあれば主導権を握ることができる / 敬意を払ってもらえる「ブランド」になる(対価を払うことへの抵抗感を払拭したい) / ビジネスは対極と組んだほうがおもしろい(「ドワンゴ」) / 今起きているのは「コンテンツ革命」ではなく「流通革命」 / 読者とダイレクトにつながる仕組み(週刊文春デジタル) / スクープも知られなければ意味がない(「スクープ速報」/ 話題にならないものはスルーされてしまう) / 課金へのチャレンジと脱・PV至上主義(「ネット民主主義」には、悪貨が良貨を駆逐するリスクが常にともなう) / いちばん大切なのは「読者の信頼」(DeNA事件 / 情報「玉石混交」の時代。派手さはなくても、地道にコツコツと正確で信用される記事を) / 「幹を太くする」投資をせよ(利益を生み出す「幹」を見定め、信じて踏ん張り「唯一無二」の存在に)

おわりに フルスイング主義で行こう(本書を刊行し、編集長が「顔」を出した理由。あらゆる情報が玉石混交となってネット上に飛び交う時代。『週刊文春』の発する情報に説得力をもたせるため。「取材のプロセスも含めて『見える化』していかないと、記事そのものをなかなか信用してもらえない」ので。)


戦後政治家論 吉田・石橋から岸・池田まで (文春学藝ライブラリー)

戦後政治家論 吉田・石橋から岸・池田まで (文春学藝ライブラリー)

  • 作者: 阿部 眞之助
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/04/20
  • メディア: 文庫



週刊誌風雲録 (ちくま文庫)

週刊誌風雲録 (ちくま文庫)

  • 作者: 高橋 呉郎
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2017/05/10
  • メディア: 文庫



トラックバック(0) 
共通テーマ:

『コクヨのシンプルノート術』 コクヨ株式会社 KADOKAWA [ビジネス書]


たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術

たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術

  • 作者: コクヨ株式会社
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/24
  • メディア: 単行本



デジタル・モバイル時代にあっても、ノートの販売数は減っていない(と『はじめに』記されている)。コクヨだけでも、年間1億冊が販売されているという。ビジネス現場でのペーパレス化が叫ばれ、データの社内共有が進められているものの、個人レベルでは「あいかわらず」であるという。その理由は、ノートが私たちを「助けてくれる存在」だから、という。アイデアをメモし、記録をまとめ、記憶に残し、プレゼン資料としてまとめる際に、ノートは確かに私たちを「助けてくれる」。書き出して整理すると、短時間でハッキリとゴールが見えてくる。

ノートの利用法に関する問い合わせもコクヨにいくらしい。それに対する答えが本書であるという。さすがに、「モチはモチ屋」に聞くべきである。本書では、コクヨ社員100人の実際のノートが、写真付きで、そこに利用法の要点がポストイットで示されるかたちで公にされる。壮観である。各社員の手記からは、その利用の背景、どんな工夫を重ねてきたかもわかる。

全体は、「方眼ノート」「横罫ノート」「無地ノート」の3つのセクション分かれ、それぞれシンプルメソッドとして、50、30、20の方法が紹介されている。要は、各自の工夫しだいということになるのだろう。自分の目的に合いそうなやり方を見出して参考にし、アレンジできそうだ。


頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術

頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2017/01/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



トラックバック(0) 
共通テーマ:

『頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術』 [ビジネス書]


頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術

頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2017/01/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



毎週のように本を出しているかにみえる著者の産出性の秘密はここにあったかと感じさせる著作だ。ビジネスパーソンにも学生にも参考となる点は多いにちがいない。著者はいう。《大人こそ、ノートを取るべきだ。私は声を大にして、そう主張したい。/ 私は、学校教育で得られる最大の技術は「ノートを取る技術」だと思っている。・・/ それなのに、学校を卒業した途端、ノートから離れる人が多い。これは非常にもったいないことである(「ノートが頭をよくし、心を強くする」》。

著者のノート術の基本的考え方は、次のようなものだ。《私がよく言うのは、アイデアは頭の中で考えるのではなく、ノートの上で考えようということ。頭がモヤモヤしている状態で、いくら物事を考えても、思考は一向に前に進まない。/ それよりも、頭の中に浮かんでいるアイデアの切れ端を、とりあえず片っ端からノートに書き込む。すると、今頭の中で渋滞を起こしている懸案や問題、あるいは、まとめるべきポイントが浮き彫りになってくる。/ さらに、そこに図や記号などを書き加えてビジュアル化すると、思考の全体像がくっきりと見えてくる(「新版によせて」)》。つまるところ、「ノート術=脳内整理術」というのが著者のノート・コンセプトということになろう。

本書は著者自身の経験、また教育者としての試行錯誤のうちにできた実証済みのものといっていい。(テキストを美しくまとめる)「ノートづくり」にまんまとハマった失敗談なども著者は出す。そして、「ノートづくり」という「作業」を隠れ蓑にして、自分は勉強しているかのような錯覚に陥ってはいけないと警告する。そして、そうではなく、もっと貪欲かつ攻撃的なノートを取るよう励ます。実際のところ、教え子たちへの指導はきびしい。《「考えることと、手で文字を書くことはイコールだ」。「上を向いている間は、考えているとは言わない。紙に書いてください。箇条書きでも図でも何でもいいから、アイデアをどんどん書いて、手が止まったときはもう考えていないとする」。「ぼんやりと『思う』『煩う』というのは『考える』うちに入らない」(「数学者は紙の上で数式を解く」)》。

本書には、斎藤流ノート術のノウハウが詰まっている。本書カバー袖には、《本書を読み終わる頃には、きっと「書く→考える→わかる」が習慣化されていることだろう。と同時に、スピード社会を勝ち抜く“クリエイティブな頭”、そしてストレス社会でも決して折れない“タフな心”の持ち主になっている、昨日とは違う自分にきっと気づくはずだ》と、ある。「昨日とは違う自分」に出会うため、実践するだけの価値は十分あるように思う。


知性の磨き方 (SB新書)

知性の磨き方 (SB新書)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2017/01/06
  • メディア: 新書


続きを読む


トラックバック(0) 
共通テーマ:

目次 『観察力を磨く 名画読解』早川書房 [ビジネス書]


観察力を磨く 名画読解

観察力を磨く 名画読解

  • 作者: エイミー・E・ハーマン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/10/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著者より

始まり

第1部 観察(私たちには、見ようとする世界しか見えない。ヘンリー・デヴィッド、ソロー)

1:レオナルド・ダ・ヴィンチの力の秘密ー大事なものを見る(視覚を科学的に解明する、使わなければ、衰える、なぜアートか、オートパイロット、集中することが難しい時代、自分の感覚を信じる)

2:名探偵、参上ー観察の技をマスターする(何が見える?、教室にオランウータン出現、アートを観察する)

3:カモノハシと泥棒紳士ーどうして人によって見え方がちがうのか(それぞれの知覚フィルター、自分の知覚フィルターを知る、私が影響されるのは・・・、よくある知覚フィルター;見たいものを見る、見ろと言われたものを見る、変化に気づけない/ だまされないために)

4:客室乗務員が無意識に行なうことー客観的観察のポイント(思いこみは禁物、事実だけを抽出する、誰がかかわっているか、何が起きたか、いつ起きたか、どこで起きたか、答え合わせ、どうすれば主観的にならずにすむか、憶測がもたらすリスク)

5:マヨネーズはどこに?-全体も細部も見る(生まれもった盲点、空白を埋める、細部の重要性、細部が細部を見せる、言葉以外のコミュニケーション、細部を見るための戦略:紛れているものに意識を集中させる、ひとつの仕事に専念する、休憩をとる、期待を見直す、第三者の手を借りる/全体を見ることの大切さ、あなたのマホガニー・テーブルは?)

第2部 分析(発見とは、みんなと同じものを見て、誰も考えなかったことを考えること。アルベルト・セント・ジェルジ)

6:全周に目を配れーあらゆる角度から分析する(物理的視点、現地へ行って、見る/ 五感を使う、他者の視点、“なぜ”は捉えにくい、心の視点、“寒い”という言葉の意味)

7:私はなぜ、引き金を引いたのかー情報の優先順位(私は何を知っているか、私は何を知らないか、何を知らねばならないか、三面アプローチによる優先順位づけ、緊急度と重要度、優先順位からわかること)

第3部 伝達(正しい言葉と、おおむね正しい言葉の差は、稲妻と蛍ほどもある:マーク・トウェイン)

8:ワインの値段ーコミュニケーションの不具合を防ぐ方法(コミュニケーションというアート、言葉を吟味する、聞き手は誰か?、練習の大切さ、過ぎたるはおよばざるがごとし、よくない絵の具は乾くまで待つな、言語以外のコミュニケーション、三つのR;リピート、リネーム、リフレイム/ 招待する〈アートとは、招待することーー自分の思考に他者を招待して、自分が見たものや、どう見たかを他者に知らせることなのである。コミュニケーションとまったく同じなのではないだろうか〉)

9:ビッグ・スー;厳しい現実を適切に伝えるには(思ったことではなく、見たことを口にする、見たままを信じる、感情をコントロールする、議論を脱する;リピート、リネーム、リフレイム/ 小さじ一杯の砂糖、情報の受け手に難がある場合)

第4部 応用(私たちは、ありのままを見ない。現実を自分に合わせて見る。アナイス・ニン)

10:介護施設でストリップ・ショー;生まれ持ったバイアスを克服する(無意識バイアス、経験バイアス、バイアスを上手に利用する三つのルール;1バイアスを自覚し、悪いバイアスは排除する、2バイアスと事実を混同しない。バイアスは、事実を見つける道具と心得る、3結論を第三者に聞いてもらう)

11:担架がないときはどうするかー不確かな状況に対応する方法(主観的な問題と客観的な答え、持ち駒が少ないときはクリエイティブに、未完成がもたらす不安、未完成を完成に)

終わりにー知覚の技法をマスターする(大事なのは*全体を捉えつつも、細部をおろそかにしないこと、*複雑さを恐れないこと、結論を急がないこと、*疑問を持つ心を忘れないこと)

謝辞、原注、作品クレジット


状況認識力UPがあなたを守る (フェニックスシリーズ)

状況認識力UPがあなたを守る (フェニックスシリーズ)

  • 作者: ジェイソン・ハンソン
  • 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
  • 発売日: 2016/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



トラックバック(0) 
共通テーマ:

『観察力を磨く 名画読解』エイミー・E・ハーマン著 早川書房 [ビジネス書]


観察力を磨く 名画読解

観察力を磨く 名画読解

  • 作者: エイミー・E・ハーマン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/10/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



書籍タイトルから西洋絵画をあらたな視点でより深く鑑賞する方法を教示する内容に思ったが、実際には、美術の本というより、名画を介したインテリジェンスの本である。表紙をよく観察すると、ちいさな文字で英文タイトルが “Visual Intelligence: Sharpen Your Perception, Change Your Life” と示されている。

『ウィキペディア』を見ると、《インテリジェンス(英語: intelligence)は、知能・知性や重要な事項に属する情報のこと。諜報活動のことを表すこともある》と説明され、さらに、項目としては「認知科学・心理学的な意味におけるインテリジェンス」や 「諜報活動(Intelligence assessment)」が取りあげられている。そして、「諜報活動」におけるインテリジェンス(intelligence)には、《行間(inter)を読む(lego)という意味》があり、そのようにして《収集した情報を分析・評価すること》、適切な《判断を下す》こと、そうできるよう他者(指導者等)に伝達することが関係するように示されている。

本書の目次を見ていくと、第1部「観察」、第2部「分析」、第3部「伝達」、第4部「応用」となっていて、諜報活動のインテリジェンスに対応する。また、本文中、美術作品(名画、彫像、写真)をもとに、課題が取り上げられていくが、ただしく認知できなかったゆえに、米国連邦捜査局員が口惜しがった例もでている。米アマゾンでは、 “Applied Psychology ”や“Decision-Making & Problem Solving”のカテゴリーに入れられているのも頷かれる。内容紹介に“An engrossing guide to seeing – and communicating – more clearly from the groundbreaking course that helps FBI agents, cops, CEOs, ER docs, and others save money, reputations, and lives.”というのも、よくわかる。

認知・情報収集上の問題を取り上げた1、2部もそうだが、「伝達」、「応用」部分も興味深い。複雑で受け入れがたく思える課題に冷静に取り組んだり、情報が完璧にそろっていない状況で適切に対応していく方法なども示されている。その課題がヒエロニムス・ボスの『快楽の園』であったり、クリムトの未完作品であったりする。たしかに、本書の提案をマスターしたなら、世界の見え方が格段に精細で深くなるように思われる。また、見えた世界を、必要に応じ、重要度に応じ、簡潔に伝達することが可能となるように思う。

目次

第1部 観察
1:レオナルド・ダ・ヴィンチの力の秘密ー大事なものを見る、2:名探偵、参上ー観察の技をマスターする、3:カモノハシと泥棒紳士ーどうして人によって見え方がちがうのか、4:客室乗務員が無意識に行なうことー客観的観察のポイント、5:マヨネーズはどこに?-全体も細部も見る

第2部 分析
6:全周に目を配れーあらゆる角度から分析する、7:私はなぜ、引き金を引いたのかー情報の優先順位

第3部 伝達
8:ワインの値段ーコミュニケーションの不具合を防ぐ方法、9:ビッグ・スー;厳しい現実を適切に伝えるには

第4部 応用
10:介護施設でストリップ・ショー;生まれ持ったバイアスを克服する、11:担架がないときはどうするかー不確かな状況に対応する方法

終わりにー知覚の技法をマスターする

https://www.amazon.com/Visual-Intelligence-Sharpen-Perception-Change/dp/054438105X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1481505972&sr=1-1&keywords=Visual+Intelligence%3A+Sharpen+Your+Perception%2C+Change+Your+Life

Visual Intelligence: Sharpen Your Perception, Change Your Life

Visual Intelligence: Sharpen Your Perception, Change Your Life

  • 作者: Amy E. Herman
  • 出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt
  • 発売日: 2016/05/03
  • メディア: ハードカバー


続きを読む


トラックバック(0) 
共通テーマ:

『ユダヤ式エッセンシャル学習法』石角 完爾著 日能協マネジメント [ビジネス書]


ユダヤ式エッセンシャル学習法

ユダヤ式エッセンシャル学習法

  • 作者: 石角 完爾
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2016/08/28
  • メディア: 単行本



書籍タイトルにある「ユダヤ式」に、さらには著者がユダヤ人であることに惹かれて、本書を手にした。古来、偏見と憎しみの対象となり、ホロコーストを経験しつつも、今日まで生き残ってきたしたたかな民族(ユダヤ)は、他者から決して奪取されることのない財産:知的な財産を求める気質・傾向が強く、それが彼らを世界における卓越した民とならせてきたという話は、これまでもたびたび聞いてきた。その民族特有の学習法を、日本人でありながら、あえて望んでユダヤ人となられた方:著者から教授してもらえるとは・・・と、興味津々で読んだ。

原則1:「なぜ?」の視点 原則2:原典主義 原則3:分類主義 と第1部で、基本原則があげられ、第2部では、歴史を学ぶ 倫理/宗教を学ぶ 言語を学ぶ とあって、説明がなされていく。そのこと自体は、評者の予想の範囲内であるので、つまり、目次を見るだけで凡そ全体の内容が予測でき、読む必要性を感じないものであったが、実際に目を通して得た感想を一言でいうなら、「驚き」である。

外地に本拠を置く、ユダヤ人としての立場から、著者は日本(人)を顧みる。そこには、おのずと比較文化論が成立する。日本の教育の暗記主義、その偏重の度合いは、実例による比較がなされて強烈である。いかに、考える機会・習慣を奪われているかが実感できる。ユダヤ教の慣習について(たとえば、過ぎ越し、プリムなどの祭り)、その具体的な中身もまた、興味深いものだった。それでも、少々気になったのは、(これは学習法そのものではなく、ヘブライ聖書の解釈等に関して)、ある論述が著者自身の観察・意見にすぎないのか、それともユダヤ(教)の公式見解なのか、不分明に感じられた点のあることである。たぶんビジネス書・啓発書であり学術書ではないので、典拠の必要性はないと判断されたにちがいないが、それでも、本書中の記述を他者に伝えようとする際、どのように伝えるべきか憚られる感がした。逆にいえば、それだけ特筆すべき内容が記されているということでもある。

学習法そのものに関しては、「一流の知性をつくる」方法として、適用してみたいと思わせるものであった。


巻末に示された、参考文献(著者の自著以外の書籍のうちの)3冊


China's War with Japan, 1937-1945: The Struggle for Survival

China's War with Japan, 1937-1945: The Struggle for Survival

  • 作者: Rana Mitter
  • 出版社/メーカー: Penguin
  • 発売日: 2014/05/08
  • メディア: ペーパーバック






詳説世界史B 81 世B 304 文部科学省検定済教科書 高等学校 地理歴史科用

詳説世界史B 81 世B 304 文部科学省検定済教科書 高等学校 地理歴史科用

  • 作者: 木村靖二
  • 出版社/メーカー: 山川出版社
  • 発売日: 2013
  • メディア: テキスト



トラックバック(0) 
共通テーマ:
ビジネス書 ブログトップ