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『長友佑都の食事革命』 長友佑都著 マガジンハウス [食生活]


長友佑都の食事革命

長友佑都の食事革命

  • 作者: 長友佑都
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2017/09/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



長友のイメージを描こうとすると、スタミナ抜群でフィールドを走り回り、得点にからんでいこうとする姿だ。一言で言うなら「執念」である。

とりわけサッカーファンでない評者でも、そうなのだから、きっとファンであればなおさら、そうだろうように思う。その長友が、パフォーマンス・ダウンから選手としての「瀬戸際」を実感し、そこから脱するために取り組んだ「食事革命」の記録であり、現在である。ビフォー・アンド・アフターである。スタミナをウリにしてきた長友のスタミナがバージョンアップした、というのだから、読まないわけにはいかない。

たいへんテンポのいい文章で読みやすい。長友の談話を聞き取って腕のいいライターが執筆したものだと思うが、克己心と自己抑制と目的意識に貫かれている長友であれば、このくらいの文章はあるいは書いてしまうかもしれない、など思う。いずれにしろ、出版社(マガジンハウス)の精鋭がそうがかりで作った本という印象だ。

以下「目次」から

カラダが劇的に変わる! 10の食事革命

革命1 白い砂糖を断つ。
革命2 食材の数に注目する。
革命3 タンパク質補給術を考える。
革命4 油について考えてみた。
革命5 野菜の摂取量とベジブロス。
革命6 朝のスムージーで体内に活力を!
革命7-1 糖質制限食を実験してみる。
革命7-2 セミケトン食にシフトする。
革命8 主食を玄米に替える
革命9 食べる順番を考える。
革命10 ミネラルをチャージする。


さらに工夫を! カラダが快適になる、7つの食事改革

改革1 間食で摂りにくい栄養素を補給。
改革2 マヌカハニーで免疫力アップ。
改革3 油と食材選びでケガに対処。
改革4 1日1 杯の赤ワインを飲む。
改革5 心身を満足させるカレー。
改革6 味噌汁について再考する。
改革7 時差ボケに対処する食べ方。




究極の身体 (講談社+α文庫)

究極の身体 (講談社+α文庫)

  • 作者: 高岡 英夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/08/20
  • メディア: 文庫



肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!

肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!

  • 作者: 高岡英夫
  • 出版社/メーカー: カンゼン
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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『ブランデーの歴史 (「食」の図書館)』 原書房 [食生活]


ブランデーの歴史 (「食」の図書館)

ブランデーの歴史 (「食」の図書館)

  • 作者: ベッキー・スー エプスタイン
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2017/11/20
  • メディア: 単行本



2014年英文発行の書籍。「本書ではワインを蒸留して造られる蒸留酒だけをブランデーとして扱っている」。使われる原料によって、ブランデーは3種類に分かれるが、ブドウ以外の果実から造られるもの、ワインを造ったときの搾りかすから造られるもの、は取り扱わない。

ブランデーの語源、その蒸留方法、コニャックのこと、アルマニャックのこと、その流通の歴史、世界のブランデー文化・産業、本書発行時におけるブランデーの流通・流行状況、ボトルの選び方、飲み方、レシピなどなど、盛りだくさんである。以下、そのうちのいくらかを引用してみる。

〈蒸留したワインは、最初はオランダ語でbrandewijn(ブランドウェイン、すなわち火を通した「焼いた」ワイン)と呼ばれ、この言葉が後に短縮されて「ブランデー」になった〉(第1章 ブランデー誕生)

〈できたてのブランデーは無色である。たいていのブランデーは木製の樽で熟成されるので、木の色が溶け出して無色の液体が琥珀色になり、その色が年とともに深まっていく。しかし無色であれ琥珀色であれ、ブランデーであることに変わりはない。実際、ヨーロッパやアメリカのカクテルで最近人気がある蒸留酒は、ピスコと呼ばれる無色のブランデーだ。ピスコはペルー産のブランデーである。・・略・・しかしピスコは通常オーク材の樽で熟成しないので、色がつかないのである〉。(第2章 ブランデーを造る)

〈コニャックの町の小さな美術館を訪れると、およそ500年前にこの町で生まれて王位についたフランス国王フランソワⅠ世に拝謁することができる。肖像画でも彫像でも満面の笑みを浮かべている。そして国王がご満悦なのは、ちゃんと理由がある。フランソワⅠ世の治世に、川沿いの町コニャックはすでにこの地方の輸送の中心地であり、ブランデー産業が花開きつつあったからだ。オランダ人商人はこの地方で活動を広げ、取り引きする新たな商品を探し求めていた。 / コニャックの「発明」に関してもっとも広まっている説は、オランダ人商人がこの地方の・・・〉(第3章 世界に広まるコニャック)

〈1945年のヤルタ会談で、スターリンはイギリス首相ウィンストン・チャーチルにアルメニア産ブランデーを自慢したと言われている。チャーチルはその味がいたく気に入ったようで、以後、スターリンは自分が死ぬまでチャーチルに毎年1ケースのアルメニア産ブランデーを送り続けた〉。(第5章 ヨーロッパとコーカサスのブランデー)

〈上質な蒸留酒の謎めいた世界に足を踏み入れるとき、つい安価なものや熟成期間の短いものから手を出したくなるが、コニャックの場合、それはやめたほうがいい。最初に飲むコニャックには、まずVSOPを勧めたい〉。(第9章 コニャックについて語り尽くそう)

〈日本の消費者は、西洋の蒸留酒といえばスコッチ・ウイスキーを選ぶが、中国人やその他のアジア人はブランデーの熱烈な消費者だ。・・略・・2012年、中国のコニャック市場はそれまで1位を誇っていたアメリカ市場を売上金額で上まわった。この途方もない成長ぶりを見て、コニャックメーカーの視線は数年前からアジアに集まっている〉。(第10章 コニャックのカクテルと最新の流行)

原書房「『食』の図書館」シリーズからは、対象食(材)の広汎な知識が得られる。その文化・歴史等を知って、食事をしながら、家族に友人に、それとなく上品に薀蓄を傾けたい向きには格好の書籍。


バーボンの歴史

バーボンの歴史

  • 作者: リード ミーテンビュラー
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2016/01/27
  • メディア: 単行本



ウイスキーの歴史 (「食」の図書館)

ウイスキーの歴史 (「食」の図書館)

  • 作者: ケビン・R・コザー
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2015/05/25
  • メディア: 単行本


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『日本と世界の塩の図鑑』 青山志穂著 あさ出版 [食生活]


日本と世界の塩の図鑑

日本と世界の塩の図鑑

  • 作者: 青山志穂
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2016/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著者は、「一般社団法人 日本ソルトコーディネーター協会」を設立し、塩のプロフェッショナルを育てるべく「ソルトコーディネーター」資格制度を立ち上げた方。

本書は、日本で購入できる245種類の塩を紹介する写真・図鑑。「まずは知りたい塩の基礎知識」(原料、製法、製塩の工程、意外と知らない塩の常識、新常識など)が示されたあと、「海水塩」、「藻塩」、「岩塩」、「その他の塩」に分類されて、245種の塩たちが個別に簡潔に紹介されていく。ページをめくって、見ているだけでも楽しい。

そこには、お皿にのせられた塩(の結晶)の写真だけでなく、スーパーの店頭でも見かけるパッケージの姿も示されている。購入先の住所・電話番号・URLも示されている。自分(の家族)に合った塩選びの助けにもなって親切である。

インタビュー記事も興味深い。19種の塩を、素材に合わせじょうずに利用しているイタリアン・シェフは、「まずそろえておきたい3タイプの(天然)塩」1:苦味の強い(マグネシウムが多い)塩、2:甘みの強い(カルシウムの多い)塩、3:酸味の強い(カリウムの多い)塩を用い、最期に調整するのに精製塩をつかうのがコツなのだという。さらに、もうお一方25種もの塩のパレットを用意して天ぷらを提供している店主は、塩を称して「物語のある調味料」であるという。たしかに、世界各地の塩の来歴を知るだけでも、物語はつきない。本書には、地図、索引もついて、塩の「物語」を聞くための助けとなっている。


高血圧との関係がやかましく言われ、血圧の高い方のカタキのように見なされている塩(分)ではあるが、《減塩はもう古い!? 「適塩」を目指そう》とある。最新の医学情報からいくと、塩ばかりを目の敵(カタキ)にすべきではないという。

「適塩生活のための心がけ」として以下の点が挙げられている。

1:だしや酸味、香辛料をじょうずに利用する
2:できるだけシンプルな味つけで食べる
3:仕上げにかけたりつけたりする
4:濃い味、薄い味の品を両方だす
5:食材や調理法に適した塩を選ぶ
6:加工食品を摂りすぎない
7:料理は適温を保つ

その理由は、どうぞ本文で・・




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